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一口メモ

食育セミナーNo.206 春野菜

春に旬を迎える春野菜は、冬の寒さに耐えて育つため、旨みと栄養をしっかり蓄えているのが特徴です。苦味や香りが際立ち、季節ならではの"目覚めの味"を楽しめます。

◆春野菜の栄養
 食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富で、体を整えるのにも最適な時期の野菜です。

主な食材 栄養素 健康効果
たけのこ・ふき 食物繊維 腸の働きを促進、デトックス効果
菜の花・せり カリウム・カルシウム むくみ予防、筋肉・神経の働きをサポート
新キャベツ・アスパラ ビタミンC 免疫カアップ、美肌づくり

春に収穫されるじやがいも・玉ねぎ・キャベツなどは「新〇〇」「春〇〇」と呼ばれ、みずみずしく柔らかいのが特徴。加熱しすぎす、サラダや浅漬け・蒸し調理などで素材の甘さを生かす料理がおすすめです。

さらに、春野菜に多いテルペン類という香り成分は、爽やかな香りでストレスを和らげ、血行促進や抗酸化作用も期待できます。独特の香りを生かすため、おひたし・天ぷら・和え物などのシンプルな調理が特に向いています。

春だけの味と香り、そして栄養を存分に楽しめるのが春野菜の魅力です。


食育セミナーNo.207 おはぎとぼたもち

日本には、季節ことに和菓子を楽しむ風情があります。その代表が「おはぎ」と「ぼたもち」。どちらももち米と小豆から作る和菓子ですが、秋は「おはぎ」、春は「ぼたもち」と呼び分けるなど、季節や特徴よって呼び方が様々です。

◆おはぎ
香りと粒感を楽しめる「粒あん」で作られることが多いです。小豆の収穫時期は秋で、摂れたてのやわらかい小豆を皮のままつぶして粒あんとして使用します。秋の花・萩(はぎ)に由来し、上品で小ぶりな大きさや、小さな花が連なる姿が、粒あんをまとったおはぎに似ていることから名付けられました。

◆ぼたもち
秋の収穫から時間が経った小豆を使うため、固い皮を取り除いて仕上げた「こしあん」で作られるのが一般的です。春の花・牡丹(ぼたん)に由来し、大きく豪華な丸い形やなめらかな表面がつぼみに似ていることから名付けられました。

◆おはぎ・ぼたもちの栄養
もち米は炭水化物が豊富で、体を動かすエネルギー源になります。小豆には食物繊維やポリフェノールが多く、血糖値の急上昇を抑えて腸内環境を整える効果や抗酸化作用による細胞の老化防止が期待できます。油脂類をたっぷり使用した洋菓子よりカロリーは低く、健康的ですが、こはんと砂糖をたっぷり使用しているので、1~2個を目安にしましょう。緑茶と一緒に味わうと甘さが引き締まり、より満足感のあるひとときになります。