5月5日 わかめの日
5月5日はこどもの日ですが、日本わかめ協会では昭和58年(1983年)に、5月頃からその年の新わかめが市場に出回りはじめるため5月5日を「わかめの日」と定めました。
3~4月に収穫される「生わかめ」は、採れたわかめをさっと如でて食べるもので、磯の香りや歯こたえを楽しむことができます。スーパーなどにあるものは「乾燥わかめ」で、春にとれる生わかめを洗浄、乾燥して作られます。他に、生わかめに塩をまぶした「塩蔵わかめ」があります。
わかめは、和え物、汁物、煮物など様々な調理法で楽しむことができ、和洋中の多様な味付けにも合う食材です。
わかめに含まれる「ョウ素」は、甲状腺ホルモンの生成に欠かせない成分で、髪や皮膚の健康を保ちます。また、わかめのヌルヌル成分は食物繊維の一種で、体内でナトリウムを吸着・排出して高血圧を抑制する、血中コレステロール値をさげるなどのはたらきがあります。また、排せつを促進するので便秘予防にも効果があります。
その他にも、血圧の上昇を抑制するはたらきをもつカリウム、骨や歯の健康に欠かせないカルシウムなどのミネラル類も豊富です。